2008年07月02日

砂丘・「名作の舞台」

<砂の女>  庄内砂丘

飛び砂に埋もれそうな女の家。
昆虫採集に訪れた男は、たくらみにはまり、この家で
砂出しを手伝うことになるーーーー小説に描かれるアリ地獄
のような家のモデルは、庄内平野にある。

酒田市を中心に南は鶴岡市、北は遊佐町に広がる砂丘。
飛行機の上から見ると、白い砂浜・砂防林の松の緑との
コントラストが実に鮮やかだ。

庄内空港から車で五分ほどの集落、浜中の民具資料館には
創作のきっかけとなった写真が展示されている。
昔は、若者が総出で砂だしを手伝ったとか。
集落の端がモデルの家のあった場所。
海を背にして浜辺に立つと、足元に砂のざわつきを感じる。
かなたの鳥海山、手前に砂丘の稜線、挟まれるように砂防林
の黒松の波。 植林は江戸時代から戦後まで官民で続いた。
酒田の豪商「本間光丘」もその一人と聞く。
光丘は財産の多くを社会事業に当てたと言う。

説明を聞きながら感心していると、近くにいた人が
「今の金持ちも 見習って欲しいわね」と。
私も同感である。

ところでこの庄内平野は海岸沿いに約35キロ
面積約55平方キロ。
長さは日本一を誇るそうだ。

posted by ムク婆 at 08:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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