NHK大河ドラマ「篤姫」で
徳川家定役の俳優「堺 雅人」は
若山牧水好きの風流人
ドラマの中で
せんべいを焼いていたと思ったら、庭でアヒルをおいかける・・・。
の演技をする堺雅人という人。
「うつけ」と言う言葉をいっきに流行語にしてしまったようだ。
「頭が良く、役柄にのめりこむタイプ。
こんごの活躍が期待できますね」とはある芸能ジャーナリスト。
それもそのはず。
堺雅人は学生時代から押しも押されぬ「プリンス」だったのだ。
早稲田大学・第一文学部に在学中、早大演劇研究会内のユニット劇団
「東京オレンジ」で活躍。
2000人もの客を集めるカリスマ性があったと同劇団関係者。
2004年の大河ドラマ「新撰組」の総長・山南敬助役で広く知られるようになったものの、家定でブレークとは、”潜伏期間”が
長かった気もする。
「高校時代は、演劇部に所属のかたわら、学級委員をするなど人気者
で女の子のフアンクラブもできたほどです」と友人は振り返る。
自ら台本を書き全国高校総合文化祭の九州大会で受賞した事もある。
「自分には演劇で表現したい思いはあるが、まだ演技力がない。
10年か20年勉強すれば力はつくだろうが、その時には今の
新鮮さを失ってしまう。どうしたらいいのか?とカウンセラーの先生
に訴えたこともあるらしい。
歌人でもあるその先生に触発されたのか、堺雅人は若山牧水に興味を
もち、全集まで揃えたという。
牧水と言えば、明治から大正時代に活躍した宮崎県出身の歌人。
人生の3分の1を旅の空で過ごし、9000首もの短歌を残したことで知られる。
演じることで時代や人格を「旅」する堺と、相通ずるものがあるのかもしれない。
さらに、堺は相撲やコケの鑑賞を好む風流人。
このような「和」の趣味が、時代劇ならでわの演技の基礎を支えて
いるのだろうか。
家定は亡くなり、堺雅人はまもなくテレビ画面から消えるはず。


