宝くじの当たった日
私は車に当てられた
これを予知能力というのかな?
妙に気になって何も手につかず、思い余って電話をしたら
その人は肺炎で入院中だった。
あたったことのない宝くじが妙に気になり、給料前でもあるしと5枚
買った宝くじのうち、1枚が10万円あたった。
7月14日はサマージャンボの発売日。
テレビの画面では、インタビューにO日まえから並んでます。という
場面が映し出されていた。
今回も何の「虫の知らせ」もなかったので、私は買わなかったのだが
だいぶ前の話。
それも寒い日の夕方のこと。
会社帰りにスーパーに寄ろうとバイクを走らせていた。
スーパーの入り口とは反対側に、宝くじ売り場があるのだ。
何回か買ったことのあるその売り場が、その日に限って気になって
しかたなかった。
給料前の財布の中は、その日同様寒々していたのだ。
でも、宝くじ売り場が気になる。
スーパーの入り口を通り過ぎ、まるで吸い込まれるように売り場に
行き、心細げに”5枚でもいいですか?”と聞いてみた。
”1枚からいいですよ”と売り場の女性。
買い物もあるし・・・と5000円さつを出し5枚を買い求めた。
次に目的の品を求めてスーパーへ。
サイフは膨らんでいるが、何のことはない。
5千円札1枚が千円札数枚になっただけのこと。
買い物した品を暗算してはみたものの、宝くじを買ったことを
後悔した。 でも買ってしまった物は仕方がない。
後で知ったのですが、その日が売り出し最終日だったのだ。
生来忘れん坊のわたしは、翌日その宝くじを会社の机の中に入れた。
それから何日かが過ぎた日の朝、いつもの時間にバイクで家を出て
すぐ、つまり自宅近くでバックしてきたトラックにはねられ
体は宙を舞い着地と同時に肋骨を骨折、約1ヶ月の入院生活に突入。
数日経った日に同僚が見舞いにきてくれた。
その同僚が、宝くじの話を切り出し、見てあげるという。
痛みでそれどころではなく、すっかり忘れていたのでしたが
当選発表日が大怪我をし、入院したその日だったのです。
翌々日同僚が新聞の切り抜きと、机の中にほったらかしになっていた
宝くじを持参してくれ、ベッドの上で確認しました。
するとどうでしょう。
5枚のうちの1枚が10万円当たっていたのです。
半信半疑で何回も見直しました。
当選するなんて、こんなことかつてなかったことでした。
迷いながら、最後のお札で買った宝くじでした。
しかも、発表日が交通事故に遭い 入院した日なんて。
どういうこと?
おかしい?
なぜ?
頭の中は疑問でいっぱいでした。
同僚は”当たったのは まぎれもない事実よ!”というばかり。
その当選金が退院時の精算金の一部になったことは、言うまでも
ありません。
その後も虫の知らせ的な事は今日まで続いていますが、宝くじの当た
る予感はあのときが最初で最後でした。


