江戸や明治の古い建物が残り、映画やドラマのロケ地となった佐原地区
96年には、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、年間40万人以上の観光客が訪れる。
運行開始から5年。
佐原のシンボルとなっている観光遊覧船に乗って歴史ある町並みをめぐってみてはいかがでしょうか。
佐原は江戸時代、徳川家康の命令により新田開発・水上交通網整備のため、東京湾に注ぐ利根川を銚子から太平洋に流れ出るように付け替える
大事業がなされた。
1654年には、江戸との水上交通路が開かれ、佐原は米や物資の集散地として栄えたのだ。 その繁栄振りは
「お江戸見たけりゃ佐原へござれ。佐原本町江戸まさり」ともてはやされたという。
観光船は「大利根コース」と「町並みコース」の2つがある。
発着場所の階段を下りると、かすりの上下にイグサであんだ笠をかぶった女船頭が迎えてくれる。 船頭はのんびりと船を進めながら、川沿いの建物の由来などを説明してくれる。
石垣の上に植えられた柳の木が日陰を作り、水面近くまで垂れた枝葉がかぜに揺れる。
サヲ1本で船をあやつる女船頭さんは「毎日違った人と逢えるし、好きでやっているから老け込まないや」と元気いっぱいだ。
今日も観光船は地元の元気な女性たちに支えられて観光客を運んでいることでしょう。


