2008年09月22日

山本文緒・6年ぶりの傑作小説{アカペラ」

「アカペラ」 新潮社 ¥1470
山本文緒の直木賞受賞後第一作を収録した、6年ぶり待望の傑作小説集

タマコは中学3年生。
身勝手な両親がいなくなり、72歳のじっちゃんと二人で健気に生きて行こうとするのだが・・・。
明るい語り口で、少女の悲しい恋の顛末を描く「アカペラ」
どんな過酷な状況におかれても、恨み事を言わず自分をかわいそうだとは思わない。そんな明るいタマコの恋。
タマコが好きになった相手には衝撃を受けるが、「気持ち悪いという人もいるかもしれません。でも、人が人を好きになるのに何が普通と言うことはないと思うんです」と山本さん。
恋愛にも幸福にもさまざまな形があることを実感します。

幸福か不幸か、どうしても人は白黒つけようとしがちですが、幸福と不幸の間にはすごくグラデーションがあるもの。幸福にならなきゃと追い詰められる感じがなくなれば、たとえ物事が好転しなくてもとても楽になると思いますがいかがでしょうか。


posted by ムク婆 at 04:49| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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