2009年08月29日

通信販売を初めて利用したある老女のお話

私の亡母の友人が比較的近いところ、そう車で5・6分のところに住んでおります。  丸山さんと言い、80歳を過ぎています。

私の母は数年前に亡くなったのですが、一人暮らしの丸山さんは寂しい時・困った時など、昼夜関係なく私に電話をかけてくるのです。
全く知らぬ人でもなく、一人暮らしで頼る人も近くにいませんから、つい親切心で対応してきました。
頼る人がいないわけではなく、1男2女の子持ちですから親子の交流は多少あるようですが、丸山さんの口を借りて言いますと「長男は馬鹿女房の尻に敷かれっぱなしで、長女・次女とも跡取りの家に嫁いじゃって私はほったらかし」ということになるようです。

こちらも暇人ですから、ま〜いいかということでお相手をし、してあげられることがある喜びと感謝される嬉しさに浸って十数年経ってしまいました。
先日の事、頼みたいことがあるので来てほしいとの電話がありましたので、何事かと駆けつけました。
玄関に出迎えてくれた丸山さんの手にしているのは1枚の折り込みチラシでした。  膝が痛いのでこれ(サプリメント)を頼みたいけどどうかしら? 私も飲んでますよと言うことで注文してほしいと言います。
通販は騙されそうで嫌なのと、電話注文が初めてだと言います。
私ここにいますから自分でやってみて!ということで、途中まで行ったのはいいのですが、会話がおかしな方向にいっているようです。
「はぁチョット小太りで、眼鏡をかけておりまして・・・・」
思わず受話器を取り上げて私とバトンタッチし、コールセンターの方に聞きますと、お名前の漢字を伺ったのですが・・との事。
丸山さん名前が難しい字だったので、「ドンナカンジですか?」の問いにどんな感じと思い違いしたようで、受話器を置いた後二人して大笑いしてしまいました。 丸山さんは久々大笑いをしたと喜びますが、私は自分の未来像を見た気がして、なんとも複雑な思いで帰宅しました。


posted by ムク婆 at 05:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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